ヨーロッパ、東南アジア、インド・・・
   異なる文化、温かい人達との出会い

      

      

ヨーロッパ〜イギリス

イギリス〜ロンドン

空港でまず始めの難関が、入国審査。
聞いてはいたが、ロンドンの入国審査が意外と厳しい。
特にニューヨークの一件もあったり、テロ対策のためだ。
俺の番が来たとき、はっきりいって何を聞かれてるか分からなかった。
普通に、苦笑いといった感じでスルーしたかったが
そうもいかなかったりして、なんとか通過。

まずは、電車で初日の宿へ。

イギリス〜見つからない宿

とりあえず空港からピカデリー線でラッセルスクエア駅まで。
駅から地図を頼りに歩いてはみるものの、ユースホステルは見つからず。
でも、すれ違う人、街の雰囲気にロンドンに来たんだという実感が
沸いてきて、悪い気分ではない。
その後も、近くまでには来てるのに、迷ってしまい
人に聞きながらようやく到着。

名前は「YHAセント・パンクラス」 宿の人と宿泊の交渉をするのにも一苦労。
これ程まで、俺には英語の理解力がないのかと
空港に引き続き愕然とした。
全く相手の英語がヒアリング出来なかった。
この時が、一番英語での交渉に苦戦したかも。

なんだかんだで、ドミトリーを借りることができた。
一泊、朝食込みで20£(約4000円)
部屋へ行ってみると、二段ベッドが3つ並んでいる。
なるほど、初めてのドミトリーなので新鮮な感じがする。
自分のベッドの隣に、本を読んでいる青年がいた。

「ハロー」なんて気取って言ってみたら、
気さくな感じで返してくれた。
超適当な英語に、彼も一生懸命付き合ってくれた。
どうやら香港出身の年は同じくらいで、日本に勉強で来たことがあるらしい。
いろいろ話したかったけど、なかなか英語でのコミュニケーションは
難しく、もっともっと英語を学びたいなんて思った。
適当に話しも終わり、さて今日はどうしようかと考えてみる。
もともと移動日と考えていたし、夕方で外出をするにも時間がない。
気付けば、20時くらいには寝ていました。zzz

ロンドン〜2日目/観光

〜6月10日〜
■コース
バッキンガム宮殿→ウエストミンスター寺院→ビッグベン→
大英博物館→セントポール大聖堂→ロンドン塔→タワーブリッジ

6時半に起床し、お出掛けに備える。
シャワーを浴び、パンツと靴下を洗濯して、空調の上で乾かす。
お洗濯
周りのみんなはまだ寝てたけど、ふと考えると
知らない者通しが、同じ部屋に寝泊りするってなんか不思議な感じ。
いびきやおならが聞こえたり面白いが、顔も名前も知らず 国も違えば、言葉も違う。
だけど、そこが「ドミトリー」の素敵なとこだと思う。
なかなかいいぞ、ドミトリー!

朝食を摂るため、食堂へ。
ここでは、イングリッシュブレクファストというものを注文した。
なんともボリュームがあって、美味しそう。
しかし、実際食べてみると、日本人の朝食には重過ぎる。
こりゃ、外人の体もでかくなるわな。

朝食も終えたところで外出。
まずは駅へ向かう。
その途中、道を確認するために地図を広げていると
通りかかったスーツの黒人が話しかけてきて、道を教えてくれた。
こんな小さい気遣いがとても嬉しかった。
駅に着いたはいいが、切符が分からない。
ガイドブックを広げて見てると
「日本人の方ですか?」の声。
日本人の若い女性だった。
彼女は、ロンドンに最近引っ越してきたのだという。
「地球の歩き方持ってたんで声かけました。何か困ってますか?」
なんて言う彼女に、5£の一日乗車券というお得なものを教えてもらい
同じ方向だったので途中まで一緒に行くことに。
いやぁ、ヨーロッパ来てから最初の日本人で、おまけに助けてもらったので
人との出会いというものに感謝しました。

彼女と別れ、まずはバッキンガム宮殿へ。
毎日行われるという、衛兵交代式を見るために
1〜2時間ほどあたりをブラブラしてみる。
予定時刻になると、衛兵が徒歩だったり、馬に乗ったり
楽器を演奏しながら通り過ぎていく。
それもかなりの数。
衣装がくるみ割り人形みたいでかわいかった。
衛兵 交代式
まさにイギリスという感じ。

その後、ウエストミンスター寺院を経由してビッグベンへ。
前を歩き写真を撮って終了。

次は、大英博物館へ移動。
ここは、ロンドンで一番楽しかった。
大英博物館
膨大な量の展示物があり、中でもミイラなどが特に興味深かった。
ミイラ
一通り2時間ほど見たところで、初の彼女への電話。
使い方の分からない公衆電話に悪戦苦闘していると、
スタッフの日本人の女性が丁寧に教えてくれた。
いやぁ、ちょこちょこ人の優しさに触れる機会があるって幸せ。
何点かお土産を購入し、博物館を後に。

次はセント・ポール大聖堂へ。
軽く中を見学し、ここの外で昼食。
近くのスーパーで買ったサンドイッチと水。
ランチ
なんだか海外ってだけで、こんな食事もおいしく感じる。
幸せって見せかけじゃなくて、本質が大事なんだと思う。
本当に幸せな時なんて、何したって何食べたって最高なんだよね。

一息ついてから、ロンドン塔を経て、タワーブリッジへ。
橋を見学し、写真を撮ったところでベンチで一休み。
タワーブリッジ
ここまでで、ロンドンの行きたい場所は全て回れたので一安心。

日も暮れて来たので、ピカデリーサーカスでご飯を食べることに。
ピカデリーサーカス
ここは、デパートなどが多くショッピングエリアでとにかく人が多かった。
若い人が多く、クラブもあったりして少し一人が寂しくもなりつつ
近くのケンタッキーで食べることに。
中華料理屋なども多くなやんだのだが、チキンが食べたくなり決定。
お腹を満たした後は、宿へと戻ることにした。
次の日は、パリへ大移動。
早めに就寝して備えることに。





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