ヨーロッパ、東南アジア、インド・・・
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ヨーロッパ〜フランス 1章

パリへ移動

〜6月11日〜
朝7時に起床。
シャワー、洗濯、朝食を済ませて、旅の計画を見直す。
何気に計画を組んでいる時間は楽しい。
いざ、パリへ向けて宿を出発。
途中、歩きながらもたった2日間しかいなかったロンドンを
離れることに寂しさを感じなら街の風景を瞼に焼き付けてみる。
ロンドン

駅でユーロスターのチケット(50£)も無事に購入し、
いざパリへ向けて乗車。
ユーロスター



パリに到着 宿探しへ

移動中、「隣のおばさんがうざい事件」もありながら
憧れのパリへ到着。

まずは、宿を探すべく地下鉄で移動。
と、思ったのだが乗り方が全く分からず。
たまたまいた日本人3人組みに聞いたものの「ケルンに行くから
パリのことは分からない」と。
なるほど、この時ちょうどドイツのワールドカップで、観戦に行くとの事だった。
3人組なのが、ちょっと羨ましくもあった。(笑)

その後、1時間ほど自力でいろいろ彷徨い、やっと乗り方を理解。
駅に到着し人に道を教えてもらい親切に連れてってもらったが、
1軒目のユースホステルは満室との事でだめ。
パリ 到着
親切なパリジェンヌ
2軒目も地下鉄に乗り、駅からいろいろな人に道を聞いてみる。

地図を広げて探してくれた人もいて、マジ感謝!
親切なパリジェンヌ 2

4人くらいに聞いてやっと到着したものの、まさかの満室と断られる。
もう探す気力もない俺は、「お願い」を連呼していたら
なんと部屋を提供してくれた。(ドミ20ユーロ)
空いてるんだったら早く言ってくれよと思いながらも一安心。
歌を歌いながら陽気なレセプションのお兄さんは
満室も空室も気分で変わるのかもしれない。
陽気なレセプションのお兄さん

部屋は二段ベッドが2つある4人部屋。
ユースホステル
入ったときは誰もいなかったが、しばらくして
一人の怪しげな外人が入ってくる。
見た目は、少し怪しい感じ。

話しているうちに、パキスタン人で、ロンドン在住の
医者だとわかって安心した。
同部屋のパキスタン人
パリには遊びにきたらしい。
英語力のない俺に、分かりやすく話してくれて
親切さが伝わったのと、もっと英語を話したかった。
彼とは、それから2〜3時間は話していた。
いろいろ話しながら、ビスケットやお菓子をくれて、すごくいい人だった。
夜になって、彼は「エッフェル塔に行く」と言って出掛けていったので
俺も近場で適当にビスケットやら何やらの食料を調達して晩飯にした。
パリで食べてると、不思議とこんな粗食でも
気分はとってもハッピーだったりする。
そして、この日は就寝。


フランス〜2日目/モン・サン・ミシェルへ

〜6月12日〜
この日は、モン・サン・ミッシェルへの移動の日。
朝一で起き、パキスタン人に別れを告げ宿を発つ。

この際、寝ていた彼が「メールアドレスを教えてくれ。」といってきたので
自分のフリーメールのアドレスを教えた。
これから英語のメールで近況を連絡しあったりするのか、
実にグローバルな関係が出来たと小さい感動を味わった。

しかし、小さい感動を味わったのもつかの間。
宿を出てしばらく歩いてから気づいたのだが、
アドレスを間違えて教えてしまった。
○○○@yahoo.co.jpを○○○@yahoo.ne.jp と書いてしまった。
「co」を「ne」と書いてしまったのだ。
普段フリーメールなどを教える機会もあまりないので、
携帯の感覚で教えてしまったのだ。
もちろん、その後彼からの連絡は無かったが、
「一期一会」、そんな出会いも素敵だと思った。

モンパルナス駅からTGVに乗りレンヌへ。
チケット購入 ニコリなおじさん
TGV
TGVはパリの新幹線なのだが、意外とゆれる。

車窓 平地が続く田園風景

レンヌに着き、空き時間で彼女に電話。

そして、バスに乗り継ぎモン・サン・ミッシェルへ。
バス停から一緒になった日本人の親子の親父さんといろいろ話しながら
向かったのでかなり楽しい移動となった。
どうやら娘さんがフランスに住んでいるらしく、
遊びに来たらしい。
内容は俺が大きいバックパックのこともあり、登山の話しで盛り上がった。(笑)
どうやら趣味で登山をしているらしく、全国の山々を
登っているのだそうだ。
まったく初めての話しだったが、なかなか面白かった。

いろいろ話しているうちに、バスの中から歓声があがり始める。
そう、モン・サン・ミシェルが見えたのだ。
遠くに、薄い霧をまとって神秘的に見えるモン・サン・ミシェル。
一番見たかった世界遺産だけに感動も一入だった。

モン・サン・ミッシェル到着後、親子と一緒に記念撮影をしてから、
宿探しに行くためにお別れ。
親子と
一緒に中も観光しないかと言われたが、さすがにバックパックかついで
観光する気にはなれなかった。

俺は約2キロを歩いてホテルを探しに道を戻った。
一番近くのホテルに入り、宿泊の交渉。
見事すんなりチェックイン。
泊まったホテル

一番手前にある部屋で、窓からは駐車場が見える微妙な位置。
窓から
少し高かったが(48ユーロ)、シングルでゆっくりできるからオッケー。
荷物を置いて、またモン・サン・ミッシェルへと戻ることにした。




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