ヨーロッパ〜フランス 3章
パリ市内観光
〜6月13日〜
まずは、メトロに乗ってコンコルド広場に到着。
ここから歩いて凱旋門を目指す。
あのシャンゼリゼ通りを歩いて。
遥か向こうに小さく見える凱旋門。
その距離1880m。
道は歩道がとっても広く、建物も優雅に
まさにパリといった雰囲気をかもし出している。
この時、既に20:30だが緯度が高いため夜も明るい。
時間を有効に使えてとっても助かった。
しばらくカフェでお茶をしている人や、ブランドブティックなどを
眺めながら歩いていると、凱旋門が大きく見え始めた。
想像してたよりも、重厚で迫力がある。
ここで何枚か写真を撮り、次の目的地へ向かうことにする。
エッフェル塔。
言わずと知れたパリのランドマーク。
凱旋門から螺旋状に広がる道を向かって左側に進む。
パリの町並みを眺めながら、1kmほど進むとそこに大きな塔が見え始めた。
東京タワーに似た外観のため、大きく感動するというより
慣れ親しんだ郷愁のようなものを異国の地で感じた。
でも、よくよく見てみると確かに違う。
セーヌ川に架かる橋の手前に広場がある。
そこにしばらく座って眺めていた。
すると、22時ちょうどにエッフェル塔が輝き始めた。
クリスマスのイルミネーションの様にキラキラと10分ほど輝いていた。
なんと美しいこと。
今度は、実際に塔に近づいて見てみることに。
歩いて行くと、東京タワーと違い、真下が空洞になっていて
歩いて見上げることができる。
これに新たな感動を覚えた。
足の部分にエレベーターがついていて、
そこから上に上るようになっていた。
上る気満々でいたが、あまりの列の長さと
時間の少なさを考え次の機会にとっておくことにした。
この後、裏にあるシャン・ド・マルス公園を抜けて
メトロの場所を聞いて家に帰った。
何気に写真を撮ったり、道を聞いたりの短いコミュニケーションでも
英語という共通語で会話が出来るということが非常に嬉しい。
ホテルに23:30に到着。
使いにくいシャワーを浴びていると、
窓の向こう側から音楽と若者の騒ぐ声が
小さく聞こえてくる。
なるほど、キッチンもあるし、オーディオや食料、酒など持ち込んで
パーティーでもしているようだ。
階段でも、若者何にかのグループとすれ違ったりしてたので
そういう用途にも使われるホテルなんだろう。
シャワーを浴び終え、日記を書く。
一日の大切な締めの時間。
不思議と毎日必ず日記を書いてる。
書かなくちゃじゃなくて、自然と書きたくなる。
行動とか感想と、使ったお金。
時間が経って記憶が薄れても思い出せるように、
出来るだけしっかりと残しておきたいからね。
近くで買っておいたビールを飲んで、外の景色を見てみる。
向かいのアパートの人がベランダにおいてる
ビーチベッドみたいのに寝そべって話しているようだった。
夫婦だろうか。
他の階の人も外でお酒でも飲んでいるようで似たような時間を過ごしている。
なんだか、のんびりした時間を楽しんでいるようで羨ましかった。
しばらくそんなパリらしい景色を見て、寝ることにした。