ヨーロッパ、東南アジア、インド・・・
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ヨーロッパ〜フランス 4章

トゥールへ

〜6月14日〜 今日は、朝からトゥールに移動。
6:30に起きて準備をし、ホテルを出発。
モンパルナスタワー

モンパルナスに着いて軽く朝食を済ませる。
朝食
クロワッサン、マフィン、エスプレッソ。

パリの紳士
隣のフランス紳士もパシャリ。

無事にTGVに乗り時間通りにトゥールに到着。
この街の目的は、古いお城巡りをすること。
ロワール地方と呼ばれるこの地域には、古城が点在している。
日本のお城と違い、昔の少女マンガに出てきそうな
典型的なヨーロッパのお城が見たくてきたわけだ。
駅に着くなり、午後からの古城ツアーを申し込み、

トゥール市庁舎
荷物を置くためにユースホステルに向かう。
オーベルジュ・ド・ジュネスというところ。
駅から少し距離があって、徒歩で30分ほど。
歩き慣れてることもあって、たいした距離ではない。
簡単なルートだったこともあって迷うことなくユースに到着。
予約も無事に済ませて、バックパックをバゲッジスペースにおいた。
午後のツアーまで時間もあるし、軽く観光して昼食をとることにした。


トゥール市内観光へ

ユースホステルからしばらく歩くと、清々しい川が
流れている。
トゥールを流れる川
まさにお城のある街に相応しいロケーションだった。
町の中心を通る大通りや、その周辺の小道を見て歩き
久々に実家に電話をかけてみたりした。

ちょうど小腹が空いたところで、いい感じのレストランを発見。
中に入ってみると、12時からだという。
まだ少し時間があったので、表のテーブルで待つことに。
しばらくするとオーダーをとりにきたので、
ガッツリめにリブステーキ&フライドポテトを頼んだ。
パン食が多かったので、肉でスタミナをつけたかったからね。
誰もいなかった店内がランチ目当ての客で埋まり始めた頃、
料理が運ばれてきた。

ステーキランチ
うまそー!
見るからにボリュームがある。
早速、ソースをつけて一口食べてみる。
「うん、・・・ん?」
なんだか、まずい。。。
チーズソースが苦すぎるのと、肉自体に下味がつてたいので
肉の臭みが強くて、口に合うとは言えない。

そんな時に、店員が気きかせて
「Good?」
なんて聞いてきたので、一応 「Good!」
と答えておいた。
とりあえず脂肪でエネルギーだけでも確保しようとして
一生懸命食べました。
確実に失敗したな。

お城を見に出発

そんなことをしているうちに、集合の時間が近づいてきた。
集合場所の駅前に向かうと、既に8人乗りのバスが待っていたので
軽く挨拶をして乗り込んだ。
外人だけを想像していたのに、中には5人中、3人が日本人だった。
残りのアメリカ人の女の子の一人は、少し日本語が話せると言うオマケつきだった。
隣に座っていた、60過ぎのおじさんとは株の話しで盛り上がり
車中で退屈することは無かった。

午後のコースは2つのお城を巡るもの。
まずは、一つ目のお城へ向けてバスは出発した。
1時間半程走り、シュヴェルニー城へ到着。
シュヴェルニー城
ここは、同一家系で相続されていて、今も子孫が住んでいる
ということだった。
それだけに、中はきれいで、貴族の暮らしといった感じだった。
お城の中
こじんまりした印象だったが、第二次世界大戦中には
モナ・リザがここに疎開していたらしく、驚いた。

次に、シャンボール城に向かった。
車で一時間弱で到着。
こちらが本命だったので、遠めに見ただけでも
感動する美しさだった。
ジャンポール城
まさに ザ・お城 といった感じ。
近づいてみるとその大きさに驚かされる。
中もとても広いのと、造りがこっているので
25年の月日をかけて完成したということも納得がいく。
広い庭
庭も相当の広さがあり、手がきっちり行き届いているので
映画や昔の少女マンガにでも出てきそうな雰囲気だった。
ロワールで最大のお城というだけに、最高に感動した。

ここを見終わったところで、バスはトゥール駅へと戻る。
一緒にいたおじさんが、車中も観光中もずっと株の話しをしていたので
もうちょっと集中して城をみたかったなって思った。
でも、話し方が柔らかくて、優しい人だったので苦痛とかではなかったけど。
アメリカ人の女の子は一生懸命に日本語で話しかけてくれて
すごく楽しく話すことができた。
もう一組の親子も、フレンドリーに話すことが出来て、
みんなで楽しいツアーが出来たと感じた。

トゥール駅に着いてから、みんなにお礼と別れを行って
まずはユースに戻ることにした。
バッグを部屋に持っていった。
部屋は、ドミトリーの2人部屋で、まだ俺一人だった。
とりあえずは、夕飯の買い出しにでも出掛けることにした。
地図も地理感も無いため、好奇心いっぱいに
道を歩いているとすごく楽しい。
犬も、家具屋も、子供もいろいろなものに目が行き
日本との違いを感じることが出来る。
町の中心にある有名スポットよりも、地元の人の生活に
触れられる場所のほうが、全然海外にきてる実感を味わえる。

しばらく歩いてスーパーを発見。
スーパーにて
雑貨や食品のパッケージをいろいろみて楽しみながら
ビールとつまみを購入し、宿に戻った。

この時点でも部屋にはまだ誰もいない。
結局、最後まで一人で普通なら喜ぶとこだろうけど
すこし残念だった。
シングルの部屋が続いていたので、誰かと話したい
なんて思い始めていた時だった。
ドミトリーって安いというメリットに加えて、
他国の人とコミュニケーションをとれるというのが素晴らしい。
自分にとっては、値段なんかより後者のほうが重要。
結局一人でシャワーを浴びてビールを飲んだ。
ベランダでipodを聴きながら、ノリノリで酔ってた。
日本でも、こんな時間が好きだけど、海外だと
より気分が高まって楽しい!

明日は、再びパリでフランス最終日。
しっかり行動して、パリの観光をしなくちゃ。
もっとゆっくりしたかったので、心外だけど
明日は思いっきり行動しようと決めて、眠ることにした。




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