ヨーロッパ〜イタリア 3章
フィレンツェで芸術に出会う
〜6月20日〜
朝の、6時に起床。
意外と早起きも出来るもんだ。
時間ぎりぎりの旅のため、電車を一本逃すだけでも、とりかえしが
つかなくなるという危機感が毎日ある。
というわけで、ホテルをチェックアウトし、美しいベネツィアの街に別れを告げ
7時52分の電車でフィレンツェに向かう。
Padovaで電車を乗り継ぎ、11時21分にフィレンツェに到着した。
ホテル探しの前に、マックで腹ごしらえ。
マックも国が違えば、味も景色も違う。
ネットショップでユースを探したが見つからず、40ユーロくらいの
ホテルで妥協しようかと。
この旅で、宿は事前に予約しておかないと疲労と時間の浪費に
つながることを痛感しながらも、結局直らず同じ過ちを繰り返す。
ユースもなく、シングルでもいいということで、ホテルを回ったが
1件断られ、2件目でなんとか歩き方の中級の部類に属す
「Bijou」というホテルがとれた。
実はここも一杯とのことだったが、「Japanese?」と聞いてきた
レセプションの香港出身の若者が、「ちょっと待って」と言ったあとに
食堂でいいならOKだよ、ということで決めた。
食堂にベッドを置くからとのことだったが、朝食付きで50ユーロのところを
45ユーロにしてくれるという。
もうバックパックを下せて、夜寝れれば何だっていい。
が、意外とこれが良かった。
バックパックを置いたところで、フィレンツェ観光に出かけることにした。